小林麻央さんの在宅医療の真実?社会問題、家族の負担など [社会問題]

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6月22日、フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんで亡くなりました。

麻央さんは5月末、再入院先の病院を退院し、自宅で療養する「在宅医療」を選択したことを自身のブログで報告していました。

麻央さんが選択した在宅医療とは、どのようなもので理想と現実の問題を検証します。

 在宅医療とは、どのようなサービスなのでしょうか。

医師や看護師など医療従事者のケアチームが、利用者さんの自宅を訪問して提供する、医療・介護サービスの一つです。

自宅療養を希望する利用者が、看護師や家族と協力しながら、自分の希望するライフスタイルで生活することができます。

 小林麻央さんの家族は本当に頑張られたと思うし、それについては何も異論はないです。

麻央さんの場合、夫の市川海老蔵さんは仕事場から自宅にすぐ帰れたことで、お子さんと一緒に看取ることができました。

ただ、住居環境、家族構成や経済力など、在宅医療が不可能な家が多いと思われます。

女性の社会進出を叫んで働けと言っておきながら、特に介護や看護になると女性に任せる家庭が多いです。

多くの女性は仕事しながらは無理でしょう。

嫁とか娘に押し付けるのは簡単でも身体と精神のストレス過多でつらい思いをする家族も増えています。

在宅医療の魅力と主張しても、大半の方々が、会社員の週5で9時~17時の他に、拘束時間がもっと長時間の方も多いので自宅では無理です。

専業主婦が家にいても一人で診るのは困難ですから、現実的な話ではありません。

綺麗事で済むほど、家族の時間的・経済的・精神的負担は軽くないようです。

在宅医療は家族の負担も大きくて、例え本人が望んでも、受け入れ側の覚悟も必要です。

介護施設を充実したとしても、箱物はできても職員が圧倒的に不足しています。

在宅医療は簡単なものではないです。

その方の状態にもよりますが、車椅子での生活になるとなればそれに準じた改築やトイレやお風呂などに手すりを付けるなどの必要でしょう。

訪問看護、在宅診療医師は別の方になるケースもあり、その場合はどちらにも医療費を支払わなくてはなりません。

病院より住み慣れた我が家で最期を願う気持ちは理解できます。

気持ちはわかりますが、そう簡単にできるものではないのが現実です。

現代では、終末医療施設や介護施設を充実するほうがもっと大切です。

国や行政が積極的に終末医療や介護の施設を充実させる方が国民の幸せになれると思います。


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