ワサビ生産が危機!産地日本一の静岡県で生産量が半減 [危機管理・自然]

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日本一のワサビ産地である静岡県では、近年の10年でワサビの生産量が半分以下になった。

地元の生産者たちが抱える問題の数々が話題なっています。

山の斜面にある青々としたワサビ田を育ててきた場所が日本にあります。

ところが、寿司や蕎麦に必須の薬味であり、日本食に欠かすことのできないワサビは現在、多くの危機に直面していて、ワサビ栽培に問題が多いです。

気温上昇の温暖化など環境問題によって、ワサビはカビに弱くなり、腐りやすくなった。

予測できない降水や豪雨による洪水、威力を増す台風などが、生産者を悩ませている。

ワサビは一般的な農産物と違い、農地ではなく山林や国有地の河川沿いの特殊な環境でないと育てることができません。

通常の農地であれば法的整備によって賃貸借などさまざまな活用への移行を狙えます。

しかし、ワサビ農地の特殊性によって、農地所有者と地元の理解がなければなかなか参入し難いです。

つまり、農業行政というよりは林業行政的な対応が必要。

しかも、山葵(さわび)は栽培を始めても生育して収穫までに3年ほども必要になるのも参入障壁になっています。

また、本わさびは高級食材に該当するほど高騰しているので、家庭対象よりもレストランなどの外食産業向けともいえます。

しかし、コロナ禍による外食離れや自粛ムードが本わらびの需要が停滞しているとも考えられます。

東京でも奥多摩わさびは同じ状況で台風で打撃を受けたワサビ田が危機に瀕している。

参入しにく農産物であり、参入しても収益性が厳しい上にリスクも高い。

ワサビ田が存在している都道府県が、行政の力を受け入れて抜本改革を実践していく時代になっています。

ワサビは日本に数少ない農産物の一つですし、寿司などの日本食に必要不可欠な調味料でもある。

フォワグラやキャビアのような超高級食材として、ワサビが世界にアピールしてほしいという声もあります。



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