技能実習制度の廃止・見直し議論!人権侵害や奴隷制度など海外の批判 [社会問題]

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日本の技能実習制度をめぐっては外国からやってきた実習生らに対する人権侵害や搾取の実態が続々と浮き彫りになっていていました。

アメリカも問題視し、国務省が今世界の人身売買に関する報告書の中でも言及し、日本を批難しています。

低賃金やパワハラ、セクハラ問題も改善されていない。

転職さえ自由にできないし、逃げようとすれば、在留資格を失うような形で離脱せざるを得ない。

このような状況全般について、人身取引的な制度、人身取引、奴隷制度になっていると海外から批判されています。

 技能実習では制度の趣旨と運用実態が大きく乖離しています。

この乖離を直視して見直しを図るのは良いことだが、見直すだけでは不十分です。

他にも大きな問題が内在しています。

多額の手数料を払って来日を果たし、その手数料を払うために多額の借金をし、日本に来た後も借金返済のために理不尽なことがあっても働かなければいけない。

来日前に必要な高額費用と借金問題、転職を原則認めないという本質的な問題解消が早急に必要でしょう。

本当の目的は国際協力ではなく労働者の確保なのは明白です。

しかし、借金返済や自由に転職できないという状況をいつまでも問題解消しないのは、先進国だとは言えないです。

日本の労働制度は、外国人だけに限らず、制度や法律があっても守られていない事が多すぎます。

見直しを技能実習だけに限定しないで、外国人労働者に対して必要な保護の整備も含めて、包括的な見直しが必要です。


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