人気パティシエ店が労働基準法違反!過労死基準の長時間労働、残業代未払いに批判殺到 [社会問題]

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兵庫県三田市、人気洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」の運営会社が、過労死の危険水域を超える月100時間以上の時間外労働をさせていたとして非難殺到した。

しかも、わずか3年間に2度も、伊丹労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受けていた。

1度目の勧告を受けたのに、その後も改善していなかったのが発覚し、明らかに労働基準法を軽視した姿勢を感じます。

同社広報室は取材に対して事実関係を認めていて、「1度目の勧告の後に担当した社員が退職し、是正勧告について社内で共有されなかった」と釈明しているが言い訳にしか聞こえません。

2度目の勧告に対して、労使協定の内容を見直し、未払い残業代について、労基法に基づき、過去2年分を今後支払うとも表明しています。

しかし、時既に遅しであって、ブラック企業の一員として世間は冷ややかな視線を浴びせるでしょう。

長時間労働を予防するために、労働基準法では細部までルールを規定しています。

たとえ労使協定がある場合でも、超過できない時間外労働の上限が定められています。

これを超えれば、原則として労働基準法違反となります。

違反の場合の罰則については、労働基準法119条1号、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金と定められています。

 修行や下積みを口実に従業員を搾取しても良い時代はすでに終わっています。

修業させてあげるという姿勢は時代遅れですし、人件費をカットすることで、利益を上げたいのでしょう。

しかし、実態は希望にあふれる若年労働者に低賃金・長時間労働を強いるブラック企業だというのが真相です。

新人見習いにケーキを作らせて販売するのはは別問題であって、修行中だろうが雇用したのであればしっかり給料支払うのが常識です。

世界的なチョコレートの品評会で最高位に輝いたほどの有名パティシエの小山進氏は、ロールケーキ「小山ロール」として知られている。

三田市にある店舗のほか、ネットでも販売しているが、その裏事情を知ると幻滅してしまいます。

若いパティシエが使い捨ての働き蜂のように扱われ、どんどん辞めているそうです。

いくら憧れて入社してもこれでは働く人がいなくなるのは仕方がないです。

口では「反省している」といっているが、2度目の労基勧告とメディアに取り上げられてしまったから公言しているだけに過ぎないです。

本当に違法でいいわけないと思っていたのなら、長年に渡って違法残業を是正しようともせず放置したりなんてしないでしょう。

周りに縛られず従業員の各自が自分の考えを持って行動できる労働環境にしていかない限り、このような典型的なブラック企業を撲滅させることはできないです。



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