内部留保は必要な理由!設備投資など使い方が重要 [社会問題]

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内部留保が膨張しているのは、銀行による貸し剥がしや低金利政策が進んでもお金が潤沢にある企業に貸し付けて、無い処には貸付しない。

資金繰りに苦労した経験ある人は、再び金融機関に関わりたく無いと思う。

コロナショック、東日本大震災、やリーマンショックなど様々な理由で、業績落ちてしまった時に、金融機関に返済圧力喰らうと、業績いい時は内部留保に偏るのは仕方ない。

金融機関の目先だけ見る経営姿勢が問題です。

財布の紐が固くなったのは、個人たけでは無く企業も同じ事が言える。

でも、銀行がこうなったのも、バブル崩壊後の不良債権問題で金融庁が銀行に不良債権処理を強く指導したからです。

そもそもデフレ社会では投資に魅力がないので保守的な経営になります。国が緊縮財政をやめてインフレ誘導すればその辺は一気に変わると思います。

優秀かどうかはそれを求める人が判断するものです。

よくある正当に評価されない、などは何が求められているかを考えずに自分の指標で動いていることもあると思います。

自社株買いとかで資本効率を高めて評価されても、有事の際に資金ショートで倒産したら何にもならない。

企業がある程度潤沢にキャッシュを持っておくことを批判するのは、経営者に値するのでしょうか。


企業経営の基本的な考え方に「資本の回転率を上げるか」という使命がある。

つまり資本金1億円の会社だったら、1年間で何回1億円を使い切って生産し、回収できるかってことで、これが「資本の回転率」ってこと。

これによれば、余剰な「現金」を持たずに、どんどん生産や投資に回して利潤を生みだす企業が「良い企業」と言われている。

要するに企業は基本的に「余剰な現金があったら生産活動に使うもの」であって、現金をため込むだけでは利益は産まれてこない。

では、日本企業の内部留保とはなんなのか?

生産活動や投資に「使えない余剰資産」これが「内部留保」の本質です。

自社株や持ち株ならまだ良いけれど、引受社債や不良在庫等の「不良資産」も当然ながら企業の「資産」だ。

内部留保があることが問題ではなくて、「内部留保の内容が問題」なのを理解するべきです。


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