左ハンドル外車減少の理由、右ハンドル化の理由を検証 [雑学]

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なぜ輸入車に右ハンドル仕様が増えたのでしょう?

「輸入車は左ハンドル」というのが定番でしたが今は変わってきています。

最近は右ハンドルの輸入車も増えています。

どうして左ハンドルの輸入車は減っていいるのでしょうか。

米国は右ハンドル車の登録ができません。オーストラリアは左ハンドル禁止。英国本国でも左ハンドルには高額課税が課せられる。

90年代まではオリジナルの左ハンドルの輸入車に対して右ハンドル仕様は不具合が多かった。

現在は右ハンドルでも不具合はなくなりました。

最近は以前より左ハンドルの不便さは減ってきているので、中古車市場でも左ハンドルの車は売れています。

値段も右ハンドルより多少お得感があるのも一つの理由でしょう。

 現在、左側通行を採用している国は日本以外ではタイ、イギリス、オーストラリアなど含め55か国です。

交通法規以前に西欧のどの交通を導入するのかでイギリスを選んだからです。

輸入車が一般化してきたので左ハンドルが多数にならない様に国交省が型式認定を右だけに絞ったから左は少数にならざるを得ない。

1000万超えの高級な外車程度に左を少なくしたのが現実。

基本的に、運転視野やハンドル操作の問題から、左側通行の道路では右ハンドル、右側通行では左ハンドルが多いです。

世界中では右側通行の国が多いですから、左ハンドルの需要が高いため、日本で販売されてきた輸入車は左ハンドル車が大半でした。

ところが、自動車メーカーは日本仕様モデルを販売したり、右ハンドルにも力を入れるようになっています。

 では、なぜ近年は輸入車の「右ハンドル化」が、急速に進んでいるのでしょうか。

ペダル位置が問題視されてきたポルシェでさえ右ハンドルだけのになってきました。

フェラーリも女性オーナーが増えてきたので、右ハンドルが増加しているという話もあります。

年代層によっては考え方の違いがあり、右ハンドルに対応しているとも言われています。

若者で左ハンドルにこだわる割合は、ご年配の割合よりも確実に低いです。






 JAIA(日本自動車輸入組合)によると、2019年の輸入車の新規登録台数は32万6261台であり、これは10年前の2009年の16万7889台と比べると、2倍近い数字まで増加しています。

 販売台数増加の理由として、「輸入車が身近な存在になった」ことが大きいとされます。

 ひと昔前であれば、メルセデス・ベンツやBMWなどの輸入車は国産車と比べて、車両価格や車検費用、メンテナンス(部品代など)が全般的に高額かつ面倒なイメージがありました。

 しかし、近年では国産車の価格が高騰しつつあります。これは、安全装備や快適装備といったものがかつてオプションや上級グレードのみの設定だったのが、標準装備化が進んだことで、相対的にエントリーモデルの金額が挙がったことが主な要因です。

 そして、輸入車ブランドも購入者層の拡大を目的に300万円台から購入できるエントリーモデルを設定するなど、国産車から少し背伸びをすれば「手の届く」クルマが増えていることが大きいとされます。例えば、メルセデス・ベンツ「Aクラス」では、新車の本体価格は337万円からとなっています。

 加えて、各メーカーの販売戦略も時代とともに変化しています。メルセデス・ベンツでいえは、2012年にAクラスの広告としてオリジナルアニメーションCMを製作。

 さらに全国の大手ショッピングモールで展示会をおこなうなど、若者やファミリー層へも積極的にアプローチしており、それまで高嶺の花だったイメージから、より身近に感じるようなイメージ展開がおこなわれました。

 さらに、輸入車の不安点であった購入後のサポートも、年々充実してきています。輸入車販売店スタッフは以下のように話します。

「ひと昔前は、輸入車といえば『買った後が大変』というイメージを持つお客さまが圧倒的に多かったです。左ハンドルという点をクリアしても、メンテナンス費用の費用例を紹介しただけで、購入のモチベーションがガクンと下がる人がかなりいました。

 しかし、最近では正規のディーラーが国内に増えたため、購入からその後のメンテナンスまでを一括でおこなうことができます。部品の流通も増えましたから、修理コストも低くなっています」

※ ※ ※

 最近では、街中でも多くの輸入車を見かけるようになり、珍しい存在ではなくなっています。買いやすいだけでなく、維持しやすいクルマになったことが、輸入車の販売増加の要因となったようです。




■ちょっと不便な左ハンドルあるある!
 輸入車の右ハンドル化が進む一方で、一定数の「左ハンドル派」がいるのも事実です。しかし、日本で左ハンドルを運転する以上は、不便を乗り越えなければいけないことも多いそうです。

 左ハンドルオーナーがとくに不便に感じるのは、ドライブスルーや駐車場などの料金所です。ドライブスルーでは注文の際のインターホンで声が届きにくかったり、料金を支払う際に助手席に身を乗り出し店員とやり取りをしなければいけません。

 駐車場などの料金所では駐車券を機械に入れ料金を支払わなければいけませんが、手が届かない場合にはクルマから降りなければいけないこともあるそうです。後続車が待っている状況で恥ずかしい思いをしたという声も多くありました。

 また、不便というだけでなく、注意しなければいけない点もあります。

 例えば、駐車場にクルマを止める際、右ハンドルのクルマはドライバーが降りやすいように、左寄りに駐車する場合がありますが、反対に左ハンドルは右寄りに駐車することがあるため、隣のクルマとのスペースが極端に狭くなる可能性があります。

 ひと昔前よりは修理コストが下がったとはいえ、ドアを開ける際にぶつけてしまえば、国産車よりも高い修理代がかかってしまいます。

 また、クルマを手放す際の査定にも関係する場合があります。中古車市場においても、運転のしやすい右ハンドルの需要が高くなっているため、人気車種であれば右ハンドルの方が査定金額が高く、左ハンドルの場合は査定が下がってしまう傾向にあるそうです。


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