紅白歌合戦の不人気加速!視聴率低下、紅白拒否の歌手など問題増加 [歌手バンド]

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 ゲストや特別企画などの工夫をこらしながらも、近年、紅白歌合戦の視聴率は苦戦しています。

最高視聴率を記録したのは、1972年の80.6%。

1980年代前半は70%台をキープし、大晦日は紅白を見ることが国民的行事となっていた。

しかし、80年代後半からは下落傾向になり、平成元年(1989年)には開始時間が早まったが、平均視聴率は42.7%。

視聴率低下の理由として、視聴者の高齢化です。

男女年齢層別の個人視聴率を見ると、65才以上の女性が最も多く、次が50~64才の女性になっている。

若者に見てもらおうと、演歌枠を削って若いアーティストを増やしていますが、高齢者層が知らない歌手ばかりでついていけないと無関心になります。

どうにも年代の好みの相違が原因で明らかにマーケティングを失敗しています。

 近年では、紅白のオファーこなくなったベテラン歌手の卒業も相次いでいる。

五木ひろし(73才)が出場者発表の1か月前に「大きな区切りをつけた」と紅白の卒業宣言しました。

 以前は紅白出場のメリットは大きかった。

紅白出るとCDの売り上げチャートは上昇し、地方でのライブのチケットもよく売れた。

地方では紅白出場歌手という評価が、知名度と好感度が上げました。

CM契約が決まりやすく、ステージ料が何倍にも跳ね上がったそうです。

紅白出場するしないが将来の収入に大きく影響してしました。

 しかし、今となっては紅白の出場から得られる効果が激減しています。

テレビの影響力が低下したため、アーティストはYouTubeやインスタグラムなどのSNSを通したファンとの交流を重視するようになりました。

さらに、コロナ禍でオンライン配信ライブをするアーティストが多くなり、テレビよりもネット配信のほうが経費削減できて売上を最大限に伸ばせるのを知ってしまった。

ギャラと出演によるメリットが見合っていれば良いのですが、そうでもないようです。

リハーサルが複数回あって拘束時間が長いし、制約が厳しいわりに報酬は激安であれば、ギャラ以外に価値を見いだせないと出演したがらないのも無理もないでしょう。

国民的な歌手や大ヒット曲がない以上、紅白はただの歌番組になってしまい、好きな歌手が出る時にだけ観るだけの人も多いでしょう。


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