アリババ赤字転落の裏側!中国IT大手の決算で成長率など底力に注目 [IT・通信]

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中国政府による規制強化で厳しい環境が続く中国IT大手──。

巨額罰金で赤字転落、スマホやEC市場のシェア争いなど、中国IT大手などの重要なトピックと絡めて、中国IT大手の決算が変動しています。

売上高や流通取引総額、アクティブユーザ数といい、相変わらず数値の桁が違います。

JD.comは四半期で3.5兆円もの売上に達しています。

アリババ、テンセント、シャオミまで4社が四半期で一兆円を超えているだけで驚きます。

また、25~65%の成長率を維持しているのもスゴイです。

この規模で長く成長を継続している原動力が興味深いです。

大手の中でもテンセントの営業利益率が圧倒しています。

この規模で30%以上あるのはすごいです。

中国市場が巨大なのはわかりますが、最新のテクノロジーが浸透しインフラの発展によって、デジタルマーケットが拡大しているのが大きいです。

最近では、拼多多(ピンドゥオドゥオ、ピンドウドウ)が急成長中の中国のECOサイトの注目企業だが、一気に239%成長で3800億円まで成長してきた。

年換算で1.5兆円とはにわかに信じられません。

楽天市場の総額は3兆円とのことで、比較すると桁違いなのが鮮明です。

ECそのままが流通業の根幹を形成して大きなインフラとして拡大している。

日本はDX(デジタルトランスフォーメーション)やECといっても、挑戦しないでマイナスならないければ良い、むしろ現状維持でも構わないという姿勢では、世界では勝てないし引き離されてしまう。

金融市場も同様で、新しい市場を作り上げる勢いで動かないと、世界の潮流から引き離されてしまう。

 いずれにしてもものすごく勢いがあったアリババが電光石火のごとく赤字転落に陥った。

ジャックマー氏が政府にたてついたのは周知ですが、これ以外にも大きな理由がありそうです。

中国政府ならばアリババくらいの企業を簡単に操作誘導できるとなると、本当に恐ろしいです。

中国共産党に盾突いで反感を買うと、手痛い仕打ちが待っているということなのでしょうか。

一方で、アリババは営業損益でも純損益でも赤字です。

制裁金だけが赤字の要因なのか、アリババ帝国の衰退が始まっている可能性を示唆する声もあります。

アリババグループは赤字転落とはいえ、、成長率がとてつもなく大きいです。

制裁金で潮目が転換するのか気になるところですが、GAFAも経験している過程だと考えると今後も成長していくのか注目したいです。

アリババがこれからどのように巻き返すのか、テンセントの金融持株会社の動向はどうなるのか、いろいろ面白くなりそうな状況です。


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