24時間テレビ批判の理由!感動ポルノ、偽善番組など否定の声 [社会問題]

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「24時間テレビ45 愛は地球を救う」(日本テレビ)が夏に放送されるとき、世間の人たちの気持ちは「楽しみにしていました」というような待望の声なのか、「今年もやって意味あるの?」という悲観的な声なのか、どちらでしょうか?

日テレの24時間テレビはかなり前から、「出演者はギャラをもらっているのだから偽善だよね」というような意見が多いです。

チャリティ番組としての立ち位置が否定されるような口コミを指摘され続けていました。

批判姿勢の中でも、2010年代後半の「バリバラ」(NHK Eテレ)で「感動ポルノ」論争が話題になって、批判の声がより強まりました。

また、2020年からはコロナ禍の社会不安や感染ストレスと国民感情なども重なって、SNSなどでは24時間テレビに関して消極的かつ否定的な意見が殺到しました。

このような批判姿勢が定着した印象となっているのを否めません。

そんな世間の風潮を受け入れたのか、同番組の寄付金は「福祉」「環境」「災害復興」に使われるように方針を転換しています。

寄付先を福祉の他に環境保護や復興支援をアピールすることで、「感動ポルノ」などの批難を多少は回避できるかもしれません。

しかしながら、完全に「24時間テレビ」に対する強い批判が止まるわけではありません。

日本テレビがこの番組を続ける意義がどこにあるのでしょうか。

 24時間テレビが寄付やチャリティに貢献しているのは理解できます。

ところが、寄付やチャリティを主軸にしたテレビ局側のビジネスに値します。

営利企業としてスポンサー収入を得て、タレントに出演料や様々な経費を払いながら、利益を稼いでいます。

寄付やチャリティをテーマにしたビジネスは、慈善活動とは断定できないので24時間テレビを見ない人が多いです。

障害や病気の理解を深めたり募金番組があるのは構わないとはいえ、はたして24時間の放送枠を取らなくても行えるはずです。

やるのであれば、出演者全員がボランティアとしてノーギャラは当然でしょう。

また、日本テレビの放送局側は経費を除いた利益分を寄付に回すならば、本当の意味でチャリティとして考えられるようになります。

寄付する人の中には、同番組の24時間テレビに寄付しないで、自然災害の被災地などに直接関係する組織に寄付するようにしているそうです。

とはいえ、個人の裁量によるものなので、24時間テレビを見たい人は見ればよいわけです。

実際にそういう視聴者層がいるので、長寿番組になっていて高視聴率などのメリットから日テレ側も止められないのでしょう。


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