ワールドが追加閉店!7ブランド終了と構造改革の原因 [経済・投資]

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ワールドが、百貨店ブランドを中心とした7ブランドを終了する報道が話題になりました。

2022年3月期中に7ブランドを含む収益の悪い450店舗を閉店すると発表した。


開催した取締役会で決議した構造改革の一環で実施するそうです。

また、構造改革に関わるグループ会社2社を対象にした約100人の希望退職募集を併せて決定した。

同社は今期、「オゾック(OZOC)」や「アクアガール(aquagirl)」など5ブランドの事業の終了と、該当ブランドを含む358店の退店を決断した。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず2度目の緊急事態宣言が発出されたり様々な厳しい景況が継続したのが大きな原因です。

悲観的なシナリオにおいても耐えうるコスト構造の追求が不可避となったという。

飲食店とは違い、時短に協力しても、アパレルにはもらえません。

個人経営の飲食店は、1日6万も貰えて、困るどころか利益が増えているのに、差別も甚だしい。

ファッション業界はほんと三極化している。

ハイブランド、スポーツブランド、ファストファッション。

ワールドみたいな日本の中堅ブランドが厳しい時代、やはり戦略ミスなのかもしれません。

お金が無いならハイブランドなんか売れなくなるが、街ではモンクレール着てグッチ持ったり、ヴィトン、フェンディ、バレンシアガ等を日常的に目撃できます。

ファッション大好きな人から選ばれなくなったのが低迷した最も大きな原因だと考えられます。

ワールドに限らず、店舗数もブランドも多すぎな印象が強いです。

駅前や、都市部に同じブランドのアパレルショップがこれだけ集中してるのは日本くらいです。

しまむらやユニクロが大きな打撃をそれほど受けてないのを察すると、人に会う機会がそもそも減ったというのはかなり大きい。
人に会わなければオシャレに装う必要ないし、ファストファッションで過ごすだけです。

特にワールドはターゲットである大学生とかが大学にいけないからめちゃくちゃ影響あるでしょうね。

 事業終了するブランドは「ジェット(JET)」「スーナウーナ(SunaUna)」「エアパペル(AIRPAPEL)」「スマートピンク(smart pink)」「モディファイ(Modify)」「ピンクアドベ(pink adobe)」などで、来期中に撤退する450店舗のうち104店舗を占める。

また、市場変化に対応した事業ポートフォリオを整えるため、「コルディア(CORDIER)」や「スチェッソ(suteso)」を運営するリザグループをフィールズインターナショナルからワールドアンバーに事業移管し、ライフスタイルストア「デッサン(Dessin)」を手掛けるイノベーションリンクをフィールズインターナショナルに吸収合併するという。

 希望退職募集はフィールズインターナショナルとワールドストアパートナーズの2社で実施する。

店舗従事者を除く40歳以上の従業員を対象とする。

応募期間は3月9日から19日までで、退職予定日は4月20日(もしくは2022年3月31日までで同社が指定する日)。

希望者には退職金に加えて特別加算金を支給し、再就職の支援を行う。

なお、取締役およびグループ執行役員の2022年3月期の賞与は支給しないという。

同社は今回の構造改革費用として、計約76億円を2021年3月期に計上する予定です。

 2021年3月期第3四半期(2020年4月1日~12月31日)の業績は、売上収益が1328億4800万円(前年同期比27.2%減)、コア営業損益が40億2000万円の赤字(前年同期は158億2000万円の黒字)、営業損益が96億7000万円の赤字(同169億8800万円の黒字)、親会社の所有者に帰属する四半期損益は78億2000万円の赤字(同118億9300万円の黒字)だった。


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