寅さん盗用問題?横尾忠則氏が山田監督に怒る理由と裏事情 [映画]

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2020年お正月映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』に予期せぬ衝突が、ある週刊誌の取材よって明らかになりました。

山田洋次監督に対して、世界的アーティスト・横尾忠則氏が「アイディアを山田監督に無断使用された」と怒り心頭だというのである。

 山田監督と松竹はアイデアを借用したならそう言明すべき!というコメントもネット上にあります。

後手後手の対応は危機管理がなっていない気がする。

横尾氏も最初から企画に巻き込んで映画のスタッフロールに名前を載せておけば何の問題も無かった。

横尾忠則はアイデアが仕事の糧ですから、ゼロ号試写は呼んでおかない危ないという認識があったのならば正直に言うべきだった。

「寅さん」という作品は山田監督の代表作の一つで、オリジナルでないと都合が悪いのでしょうか。

横尾氏は名声もあり、純粋に山田監督のクリエイターとしての態度、マナーが許せないんだろう。

アートに邁進したことのない人間にはわからないだろうが、アイデアはどんなに些細なものであっても、アーティストにとっては至宝です。

CGと過去の編集に少し新作カット入れただけで本人不在なのに、「寅さんの最新作」とアピールしても違和感あるのは仕方がありません。

それに、アイデアだした横尾氏をないがしろにして、揉め事の騒動になるのはどうなのでしょうか?

横尾氏の立場ならたしかに怒りを感じるのはわかります。

横尾さんまで老害扱いして批判するのはズレているし、自分のアイデアを盗用されて権利を主張するのは当然でしょう。

どの時点で知的財産になるのかが争点です。

アドバイス程度なのかどうかは、受け手ではなく提言したほうの言い分次第です。

しかも道端で散歩しているときに浮かんだアイデアでも芸術になります。

いつどこで喋ったとしても、芸術には無関係です。

制作する前にアイデアを頂戴すると伝えていない時点でアウトでしょう。

技術の進歩によってアイデアさえあれば創作活動が容易に具現化できるようになった。

だから雑談といえど軽く考えてはいけないです。


山田監督にも横尾画伯にもお互いにそれぞれの言い分があるでしょう。

記憶や各々の理解度にも曖昧や誤解があるのかもしれません。

週刊誌などのマスコミの餌食にならないで、周囲の関係者が割って入って仲介し穏便に落としどころを探って、双方の名誉を保ってほしいです。



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