顔面多汗症の原因は遺伝？精神性発汗との相違など解説

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顔面多汗症の人の中には、子どもができたときに遺伝するのではないかと不安でたまらない人も多いです。

多汗症と遺伝の関係性について解説します。

顔にばかり汗が出る顔汗の原因とは


●顔面多汗症は遺伝するしない！

海外では、原発性局所多汗症の中でに、家族内にも同じような症状の人がいたという報告があります。

日本でも、手のひらの多汗症患者のDNAを解析したところ、原因遺伝子を発見したそうです。

顔面多汗症にも遺伝の可能性はあると考えられていますが、果たしてそれほど単純な結論で良いのでしょうか？

多汗症については未解決な理論が多くて、どの程度の確率で遺伝するのかはわかっていません。

いまのところ、100％の確率で遺伝しません。自分が多汗症でも、子どもも多汗症になるとは限りません。

また、多汗症には、体質と同様に精神性発汗も大きく影響します。

精神性発汗とは、緊張したり動揺したときに出る、いわゆる「冷や汗」のことで、精神的な緊張やストレスにより交感神経が刺激されることで分泌されます。

誰にでも起こる生理現象ですが、多汗症の人は汗を気にしやすいため、動揺したり、早く汗をとめようと焦ったりしがち。

その結果、交感神経がさらに刺激され、余計に汗を増やしてしまうという悪循環に陥ることがあります。

要するに、生まれつきの体質や遺伝以外にも、汗を多くしてしまう原因はあるのです。

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タグ：障害 遺伝 糖尿病 甲状腺 遺伝発汗