孫正義のWi-Fiスポット不要論に業界から非難殺到 [IT・通信]

スポンサードリンク




ソフトバンクグループの第37回定時株主総会が騒然となったそうです。

訪日客向けの無料Wi-Fiサービスについて孫正義社長の発言が発端となりました。

孫さんは「無料WI-Fiはなくすべきかなと最近は思う」と言うような激白したそうです。

では、なぜ孫社長はそのような発言をしたのでしょうか?

その理由が気になります。


■孫社長の暴論にWi-Fi業界が反論

孫社長が「Wi-Fiは不要」という発言に対して、Wi-Fi業界団体が猛反論しています。

無線LAN規格の業界団体Wi-Fi Allianceが記者会見を開催した。

新しい認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」や5G時代におけるWi-Fiの役割について、説明が行われた。

Wi-Fiといえば、ソフトバンクの株主総会で株主から「2020年に向けて無料Wi-Fiスポットを増やして欲しい」と孫社長に提案しました。

しかし、孫社長は「無料Wi-Fiスポットは要らない。セキュリティ面を考えたら無料Wi-Fiスポットよりも、国際ローミング料金を低価格にするほうが得策」との回答して注目を集めました。

孫社長のコメントは確かに理にかなっている点もあると思います。

しかし、実際、Wi-Fi Allianceはどんな反論しているのか気になります。

ソフトバンクはWi-Fi Allianceに加盟しているのに、無料Wi-Fiスポットを否定したのだから心中穏やかではないでしょう。

今のところ、世界中のインターネットトラフィックの約半分がWi-Fi経由です。

固定やセルラー経由よりも、Wi-Fi存在価値が高いと理解できるでしょう。

ソフトバンクだってもともと、iPhoneを導入したけどエリアが狭く、3Gネットワークが劣化していたこともあって、Wi-Fiスポットを積極的に導入してきました。

Wi-Fiスポットにさんざん世話になっておきながら、今更こんな発言は無いだろう。

安全性の確率を整備する為に努力や働きかけをするべきです。

もしもWi-Fiスポットを廃止したいのだったら、自分の会社の通信から真っ先に廃止してほしいです。

まぁ、出来ないのはめにみえていますけどね。

利用者が次々に契約破棄して、他の電話会社に移行するのが怖いでしょうね。

街中にWi-Fiスポットが大量にあっても、勝手に接続しデータが流れないだろうし、セキュリティ面で不安があるなど、デメリットがあるのも事実です。

そのためWi-Fi CERTIFIED Vantageが積極的に施設されることになって、サービス事業者がネットワークを管理します。

一つのアクセスポイントに接続し続ける機器を排除したり、映像や通話などのアプリが中断せずに利用できるようになるという。

ただ、無料Wi-Fiスポットは2020年に向けて増え続けていますが、ビジネスモデルが確立していません。

今のところ設置しているだけの状況です。

このままでは、古い規格のWi-Fiスポットが何年もメンテナンスされないで放置されていく状況になるかもしれません。

ビジネスモデルと安全性を天秤にかけると、孫社長の言い分が図星かもしれません。


スポンサードリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました