空飛ぶタクシー実現?シンガポールで試験飛行と渋滞解消の可能性 [雑学]

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電動プロペラで移動する、いわゆる「空飛ぶタクシー」の試験飛行がシンガポールで行われました。

交通渋滞を解消するしゅだんの一つになると期待を集めています。

試験飛行を実施したのは、「空飛ぶタクシー」の開発を進めるドイツ企業です。

シンガポールのマリーナ地区で2人乗りの機体がお披露目されました。

試験飛行では、パイロットが電動のプロペラを作動させると、機体が垂直に浮かび、上空40メートルまで上昇しました。

約2分間旋回したあと、再び同じ場所に着陸しました。

この企業では、将来的に「空飛ぶタクシー」を無人化し、街なかに整備した専用の離着陸場の間を移動できるようにする計画とのこと。

顔認証で搭乗手続きをするシステムなども紹介されました。

「空飛ぶタクシー」は将来、多くの需要を見込めるとして大手航空機メーカーも参入するなど、開発競争が激しさを増しています。

機体を開発したボロコプター社のCEOは、数年以内に日本でもできるだけ早く実用化を視野に入れているそうです。

シンガポールでも交通渋滞解消の切り札になると期待を集めていますが、果たして成功するでしょうか?

 効率良いのかというと、エネルギーにも需要にも疑問が残ります。

規制や技術的制約を超えたとして、公共交通機関してはタクシーより高いものくらいの位置づけに収まりそうな気がします。

渋滞解消には効果を発揮するのか不透明です。

マレーシアのジョホールバルからシンガポールに通勤できるようになると需要がありそうですが…。

eVTOLで移動する人たちは渋滞の影響は受けないが、搭乗人数は収容可能に限界があるし、全体の交通に与える影響は小さいと思います。

エネルギー効率としては垂直方向の移動分だけ非効率ですから、一定の普及するとしても多くの人が日常的に使うようなメジャーな交通手段にはならないでしょう。

また、ボトルネックになるのは、法規制とビジネスモデルではないかと思います。

法規制に関しては、アメリカや日本などではかなり難航するのではないでしょう。

一方で、中国などでトップダウン的に法改正がなされて普及する方が可能性としてありそうです。

ビジネスとして軌道に乗せるには、個人所有ではなく"タクシー型"とする必要があります。

現状開発を競っている企業は、開発ができても量産や運航となると前途多難でしょう。

そうなれば、既存のヘリコプターや自動車のメーカー、エアラインなど、量産や運航を担える企業同士の連携や合弁会社などが中核になるかもしれません。

 とても興味深いですけど、生活の中に一般化するには一定数の台数とインフラが必要になってきます。

そこまで行くにはサービススタート後も超えるべきハードルが高いのも事実です。

ヘリコプターよりも手軽に・気軽に・安価にで、身近になることを期待してます。


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