特殊部隊SATとSITの違い、主力銃器の短機関銃の性能 [雑学]

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「SIT」「SAT」は警察の特殊部隊なのですが、その違いをご存知でしょうか。

SITは警察本部の刑事部に設置された捜査一課の一つの部署です。

主な任務は人質救出と犯人逮捕です。

その一方で、「SAT」はSITと1文字違いですけど、その所属は警備部で機動隊と同じです。

危機的な現場で狙撃したり危ない状況を改善するのがなどで排除することが主な任務です。

迅速な対応が必要なので、主力銃器は短機関銃だといわれています。


■SATとSITは任務が違う

警察の「SAT」の正式名称は「特殊部隊」です。

英語名だと「Special Assault Team」になるため「特殊急襲部隊」とも呼ばれます。

また、SITのように各警察本部には配備されていません。

所属は機動隊と同じ警備部で、警視庁、千葉県警、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警、沖縄県警で編成されています。

SATはテロリストなどの凶悪な犯罪集団や犯罪組織を撲滅するのを任務としています。

SITは人質救出と犯人逮捕を任務にしているので、この点でSITは似ているようで決定的に違っています。

SATは警備部の実行部隊なので捜査をしないし、状況次第で説得や交渉を省いて犯人を射殺することもあります。

SITは犯人の身柄確保を前提にしていますが、SATは現場の危機的状況を狙撃などで立て直すのを最優先にしています。


■SATで装備されている銃器は?

SITは拳銃を装備していますが、SATは短機関銃を使います。

軽量ですから扱いやすく、狭い室内で重宝しますので、バスや航空機内などで使用されています。

このほかにも、狙撃用ライフルといった高性能の銃器を装備し、防弾ヘルメットや防弾ベストなどの防具類も充実しているのです。

SATの短機関銃はドイツ・ヘッケラー&コッホの「MP5」で、世界で一番使われています。

ちなみに、短機関銃は至近距離の制圧に有効ですけど、狙撃には不向きという意見もあります。

狙撃には遠距離射程(スコープ付き銃身長の長い)単発式ボルトアクション式銃が有効です。


豊和工業が開発製造した国産の自動小銃「自衛隊89式小銃 折曲銃床式」もSATに配備されています。

日本人の一般的な体系に合わせて計算しつくして開発していてとても扱いやすいことが特徴です。



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