富士山山頂で落石による死亡事故と落石対策 [スポーツ]

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山梨県警に入った連絡によると、富士山山頂付近の登山道で20代の女性が落石に当たり死亡した。

事故を受け、登山道の富士吉田ルートは標高3450メートルに当たる8合5勺(しゃく)地点から山頂まで通行止めになっている。

登山ブームがまだ続いているんだけど、どんな山でも100%自然の事故が起こらないわけではありません。

富士山と言えども自然相手にこういったリスクが常にある登山だという事を忘れないようにしなくてはならないと再認識しました。

植物も少ないから障害物に当たって止まる可能性も低いし、隠れる場所がある地点も限られている。

ましてや岩なんてまっすぐ転がってくるものでもないし避けようはなかったと思います。

本当に不運が重なったのでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。ご遺族の心情を察すると、言葉も有りません。

 富士山も登った事が有りますが、最近は登山ブームの影響か、マナーを知らない人が多いと感じます。

最近では前の登山者との距離が詰まると、休憩して距離を離すか一気に抜いて、後ろを歩かないように気を付けていますが、富士山のような混雑した状況では難しいかも知れません。

他人を危険な目に会わさないように最低限のルールを守る事は当然ながら、厳格に入山規制するなどの何らかの対策が必要かも知れません。

登山が今ブームになっていますが、ちゃんと装備をして、トラブルシューティングが出来ない人が登山をするのは非常に危険だと思います。

それが出来ない人が最近多いように感じます。

亡くなられた方はそんな事はなかったと思いますが、山を甘く見ていると死ぬって事を肝に銘じて登山はしてほしいと思います。

 富士山は登山道から少しでも外れたところには、浮いている石が沢山あります。

道から外れて休憩している登山者は、自分が落石を起こすことがないように十分注意したいものです。

今回の事故が人的要因に起因するとは言いませんが、落石に関する登山者の啓もうは必要であると感じます。

 登山全般に共通する事を指摘しておきます。登山中の落石には自然落石と人為落石があります。

登山道上に多くの石が散乱しているのを発見した場合、その上側をきちんと観察するようにしましょう。

その上で、その近くでは休憩しないで素早く通過するのが鉄則です。

登山シーズン開始したばかりや雨の後では不安定な石が登山道周辺に散在していて注意するほうが良いです。

登山中に自身が立っている場所を基準にして、上部に登山者がいる場合はより強い警戒が必要です。

登山に限らず多くの作業現場と同様、「フォールライン(物が落下する時に通る線)に侵入しない!」とということです。

と同時に自分自身が起こす落石が下方にいる別の登山者に当たる可能性を考えて慎重な行動も要求されます。

登山中は周囲の音を聴くようにして、落石!という人の声、ガラガラという落石の音がしたら、周囲を確認して、落石から決して目をそらさず、行方を確認するのも大切です。






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