脳は成長し続ける理由!脳神経を鍛えると老化防止 [健康]

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脳の神経細胞からは「神経線維」という回路が伸びています。

神経線維は、神経細胞が送信する情報を、別の神経細胞に伝えるするためのゲートウェイのようなものです。

神経細胞が働くと、神経線維は次第に太くなって、ネットワークが形成していきます。

その様子をMRI画像で観察すると、まるで樹木の枝が伸びているように見えるので、私は「枝ぶり」と呼んでいます。

この枝ぶりの数や太さ、成長の度合いは人によって異なります。

そのため、人間それぞれの細胞が違うように、各々の脳の形成や状態も異なります。

人間の脳には他人と違っていて同じものはありません。

脳には個性があるとはいえ、生誕してから成長していきます。

遺伝子のデータによって、ある程度は成長する順番が規定されています。

しかし、環境の変化や人生経験を積み重ねるうちに、脳は生まれ持った神経細胞の遺伝子を超えて成長していく、ということです。

脳は20代から40代にかけての時期に、非常に個性的になっていくことがわかっています。

脳が「成長したい」という成長欲求とやる気のの勢いが最も強くなるのがこの年代です。

とはいえ、人間の脳は、生まれてきたときも未完成、成人しても未完成。

一生涯を通して未完成のままで、つまり、成長し続けることが出来ます。

ただし、成人になれば全員の脳神経が育つわけではありません。

何の刺激も与えられない状況では、脳が成長することはありません。

脳は筋肉と同じで、使うことで鍛えられ、発達します。

スマホやパソコンが「記憶装置」として働くことで、脳は楽をするクセがついていると危険です。

日々の生活で使われ鍛えられている脳は、40歳を超えても成長できる反面、使わないでいれば若くても退化してしまう可能性があります。

脳のメカニズムを考えると、働き続けることは大切だと思います。


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