京急の踏切事故の原因!トラック立ち往生と主導ブレーキの限界説 [社会問題]

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 横浜市の京急線の踏切で快特電車と大型トラックが衝突した事故原因が話題になっています。

立ち往生したトラックに、時速120キロ程度で走る電車が衝突して、踏切事故の実態調査が求められています。

京浜急行電鉄の安全システムに異常は認められていません。

手動ブレーキに頼っているため限界も指摘されています。

 同社によると、事故現場の踏切内の異常を知らせる信号は約340メートル手前にあって、電車の運転士は信号からさらに約260メートル手前で信号を見ることができた。

つまり約600メートル手前で確認できた状況で、その時点で急ブレーキをかけていれば、100メートル近く手前で止まることも可能だった。

信号は運転席から見えやすく、京急側は「見落とすことはない」と説明してます。

実際、運転士はその信号の発光を確認し、「急ブレーキをかけた」と説明している。

でも、電車は停止できなかった。

電車が最高時速120キロで走行していたとすれば、1秒間の遅れで約33メートル進行します。

数秒の遅れで100メートル近く通過する可能性もあります。

時速120キロの高速の電車を停止させるためには、信号の視認とブレーキのタイミングが大切です。

間に合わなかったのであれば、踏切への進入区間の時速を100キロ以下に落とすなど考えなければいけない。

 ただ、最大の原因は、トラックの踏切内での立ち往生だった可能性が高い。

成田へ向かうために国道15号線に出たところで右折すれば、首都高速道路に乗ることができた。

運転手は国道で左折したため、違うルートで現場の踏切に入り込んでしまった。

 一方で、トラックの運転手は道を間違えたと断定できるのか疑問を感じる可能性があります。

国道15号を右折してしばらく走ると高速の子安入口がありますが、9月1日から工事の為に通行禁止です。

それが理由で左折せざるを得なかっただろうと思います。

高速への入口が違うことが理由で従来の経路からと違う選択を余儀なくされたのではないだろうか。

左折したら神奈川二の交差点ではUターンして高速東神奈川入口に入ろうにも歩道拡幅工事の為にUターンできなくなります。

右折して直進してしまい東神奈川駅のトンネル近くまで進んでしまったのでしょう。

しかし高さ制限のために通行できずに、やむなく手前の仲木戸駅を右折せざるを得なかった。

そこから直線してしまうと800m進んで、くだんの道に迷いこんでしまいます。

ジワジワと袋小路を追い込まれてしまうのと同様に、後戻りできないです。

さらに切り返しさえできない場所に出てしまう状況に追い込まれたら、きっと感情のコントロールも、正確な判断能力を発揮する事さえ困難だったと考えられます。

トラックは車長が長く、汐入口では高速合流が難しいので敢えて東神奈川入口まで向かってそこからが迷走して問題の小道に入ってしまった。

いろんな情報を精査していくと標識もあるべきところに出されていないし、15号周辺道路の道路標識の不親切さが引き起こした可能性がある。

どうして道を間違えたのか?

京急の非常時対応の他に、道路交通に関して徹底的に検証して欲しいです。


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