中古ファミコンを現在のテレビで遊ぶ目的で改造する方法 [ゲーム]

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近年、中古製品の本体価格がかなりの高値で取引されています。

昔の懐かしいファミコンブームが再来しています。

ところが、中古のファミコン本体を購入したとしても、このままでは残念ながら機能しません。

なぜなら当時のファミコンはRF接続です。

現在はアナログチューナーが使えないので、今のテレビには接続すらできません。

そこで、ファミコンを改造して使えるようしましょう。改造自体はとてもシンプルです。


■コンポジット信号

ファミコンのRF出力は、ビデオ端子の映像で使われるコンポジット信号をわざわざ内部でRFに変換して出力しています。

ファミコン発売当時はコンポジット端子搭載のテレビは限られていて、テレビとの接続にはアンテナ端子を使うRFが最適でした。

つまり、コンポジット信号に変換しなくても、メイン基板から直接取り出す改造が可能になります。

とはいえ、一般的なコンポジット信号の規格とは異なるため、出力するにはビデオアンプが必要になります。

また、音声信号も基板から取り出せますが、こちらもそのまま端子をつないでもノイズや音割れが発生するので、音声回路が必要です。

まずは、ユニバーサル基板にビデオアンプ(回路図参照)を組み立てます。

配置はできるだけコンパクトにしてファミコン本体内に収めるように工夫しましょう。

極性あるコンデンサを利用するときはIC側にプラスが当たるように装着します。


■コンデンサが危ない

ICが発熱で破壊されるのを予防するには、すべてのハンダ付けが終了してからICをソケットにはめるのが大切です。

次に、音声回路(回路図参照)についてはユニバーサル基板に組み立てを終えてから、ファミコンのメイン基板に回線を装着します。

この作業の際の注意点として、基板のコンデンサに電気がたまっている状態(蓄電)だととても危ないです。

そこで改造する前と改造している途中でのファミコンにはACアダプタにつないで充電しないように気をつけましょう。

ビデオアンプ用の映像信号は基板上の「VIDEO」と記載されたポイントからとります。また、VCC(電源)は基板上の「VCC」と記入されたポイントから取ります。

音声回路用の音声信号は、基板上の「45」と記されたポイントの左にある端子(46ピン)1から取ります。

GNDはビデオアンプと音声回路共通で、基板上の「GND」と記されたポイントから取ります。

コントローラーケーブルが出ていた左右の穴を、それぞれ映像と音声のRCA端子設置口に流します。

コントローラーケーブルは前に回して、本体前部に穴を開けてそこから取り出します。

ビデオアンプは、RFモジュールとメイン基板の間に挿し込むようにして配置します。オーディオ回路を、RCA端子横のスペースにやはり挿し込むように配置します。

最終的に素人には難しいと思います。

このファミコンはときどきオークションで販売されているのをみかけます。

けど、現行のテレビに接続できないので全く価値を感じません。

昔のアナログテレビを仕入れて、それをファミコン専用テレビとして利用する穂がシンプルだと思います。

または、ヤオフクやメルカリで接続コードも付いている「ファミコンAV化キット」を落札してハンダ付けするほうが簡単でしょう。

最初からファミコン互換機を買えば、コンポジット出力とライン出力付いています。

リサイクルショップ等でVHSのデッキにつないでからテレビのアナログ入力端子(赤白黄のピンジャック)を装着すれば問題ないです。







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