やなせたかし死去!アンパンマンで伝えた正義の秘密 [芸能界]

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「アンパンマン」の原作者である

やなせたかしさんがお亡くなりになられたというニュースです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

私が子供の頃にはアンパンマンの絵本を両親に読んでもらった世代です。

今でもあのときのワクワクやドキドキした感動を忘れていません。

今では私の子供にアンパンマンの素晴らしさを伝えています。

世代を超えて愛されている数少ないアニメの一つです。

 アンパンマンは子供向けアニメのイメージが強いですが、

やなせさんがアンパンマンというヒーロー物語を通して

我々に伝えたかったことは、非常に深いものでした。

悪をやっつける正義のスーパーヒーローの物語では、

敵を倒すのが「正義」という定義づけが浸透しています。

仮面ライダーやドラゴンボールなど大抵のストーリーでは主人公が正義を主張します。

ところが、やなせ氏の『正義』の認識は方向性が違います。

「例えばウルトラマンなら、怪獣を倒す。正義が勝つ。

では、正義というのは、そういうものだろうか、

怪獣には怪獣の正義があるんじゃないか。

世界中にはひもじい子ども、飢えた人がたくさんいる。

もし、正義の味方なのだったら、まずひもじい人を助けるほうが先じゃないか。」

また、やなせ氏は他にこんなことも言っていました。

「正義とは実は簡単だ。目の前の困っている人を救済すること。

お腹を空かしている人に、パンの一切れを差し出す行為を『正義』と呼ぶのだ。」

私はこのようなやなせ氏の『正義』に関する定義に心底ほれ込みました。

多くの人は、自分の正義を貫徹したい!自分の正義を周囲に主張したいと思います。

しかし、時と場合によっては、その正義というのは自己中心的で愛が欠けた正義になるかもしれません。

利己的な正義は、自分の敵を打倒することではなくて、

困窮している目の前の人に愛を投げかけることです。

アンパンマンが自分の体のパンを引きちぎって、他人に分け与える行為は自己犠牲の象徴です。

会社でも国家でも同様です。

会社の正義、国や宗教の正義をごり押しする姿勢があるから、

権力闘争や戦争が終焉しないのです。

アンパンマンの正義が意味しているものを道徳教育に採用するならば、

いじめ問題の解決にも光がさすものと考えます。

今一度、アンパンマンを読み直したいです。

来年いはアンパンマンの新作映画や最新絵本も登場すると聞いています。

スタッフの皆さんとやなせ氏が制作監修してきた力作が楽しみです。




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