イプシロン打ち上げ成功の極秘プロジェクトの背景 [ニュース]

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型ロケット「イプシロン」初号機の打ち上げ成功してよかったです。

 14日午後2時に発射台から宇宙に向かって、搭載した衛星を無事に軌道に載って大騒ぎです。
トラブルで発射を2回も延期したから、打ち上げ開発に携わった方々や見守った人々からは拍手と歓声がどっと沸き起こったようです。

 政府が決定した2013年度から5カ年で実践する「宇宙基本計画」に注目したいです。

日本の宇宙技術が世界でナンバーワンになるように技術革新を続けて、イプシロンはその先方に値するロケットと考えています。

つまり、国際宇宙事業の競争で日本の未来を詰め込んだ重要なロケットになります。

 イプシロンはJAXAが開発し日本の新型ロケットの打ち上げとしては「H2A」以来12年ぶりですから日本の宇宙事業の将来にとっても重要でした。

IHIエアロスペースが生産、川崎重工やNEC、三菱重工などの共同開発の純国産の新型ロケットだけあって、宇宙兄弟の漫画を愛読する子供たちの夢を広げてくれたと思います。

 世界の民間衛星打ち上げビジネスはコスト削減では不利でした。

ロケット打ち上げ費用が世界各国と比較すると割高だったからです。しかし、イプシロンは違います。

既存の技術や部品を改良して日本の最新テクノロジーを駆使して安全かつ徹底してコスト削減に成功しました。

 イプシロンの打ち上げでは「世界初」がたくさんあるのをご存知ですか?

従来はマンパワーで実践していた発射前点検を人工知能で自動化点検に成功して、点検の完了や確認作業のコスト削減に成功しました。

06年に退役した小型ロケット「M-5」の場合、発射準備の作業は総勢100人が42日間も必要で、打ち上げ費用が1回だけで約75億円もの大きな出費でした。

しかし、新型イプシロンの準備作業で必要な人員はパソコンを操作するわずか2人だけです。準備期間は1週間で作業完了するそうです。

 今回の初号機は結果をだしている素材や部品も多用しながら、それを進化改善されて最新鋭の機能性の高い部品に変える努力のお陰で、1回の打ち上げ費用を30億円以下に節約しています。






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