安全性ラベルで認識可!国際認証付き野菜をイオンで販売 [食品・お店]

スポンサードリンク




イオンは9月25日、野菜を販売する上で重大発表しました。

農薬の適切使用など農産物の生産管理に関する国際基準「グローバルGAP」の認証ラベルを付けれる野菜を発売すると発表しました。

10月10日から全国の自社店舗で順次発売するそうです。

 GAP認証を受けた農産物には「GGN」のラベルを付け、消費者が安全性の高い食品を選択できるようにする。

ニンジン、バナナ、ジャガイモ、タマネギなどを販売して、品目はこれから増えてくる予定です。

 安定供給が難しかった有機栽培の野菜を、年間を通じて販売する取り組みも来月始める。

第1弾はジャガイモとタマネギ。生産契約を結ぶ農家を増やすことで可能になったといい、現在は通常の野菜の1.5~2倍に上る価格も3割高程度に抑える方針です。

 グローバルGAPというのは生産管理の認証ですから、生産者としての義務と哲学の問題だと理解しています。

一度正式に認証を受けましたが、更新していない業者もいます。

その理由はとても簡単で、一度認証を受けるとテンプレートを理解できてやり方が分かるから、それ以後は自社で運用できるからです。

「第三者に認証を得る」ということに生産者から見て付加価値があるのかといわれると、今のところ日本では無いでしょう。

本件では、イオンがグローバルGAPの普及の為に旗振りしているように少し見えますが、農業村の中にいる立場としては、既にグローバルGAPの普及推進はトーンダウンしているかな、と感じ始めております。

グローバルGAPの認証基準で設定されている、労働安全・環境安全・食品安全の3つの軸から、現場の従事者に教育訓練を施し、進捗をチェックして、という「自己管理・評価システムを構築する」ことこそがグローバルGAPの理念であり本質です。

グローバルGAPの「認証」にはお金もかかるから消極的というのは確かにそうですが、面倒だから実施しないというのは生産者としては明らかに怠慢であるかなと感じます。

ただし、意識の低い小売り業者ですと、劣化して商品クオリティに無いものを平気で陳列しています。

それなのに生産者には顔を出してPRしてくれとか、認証取って安全・安心とか主張されると嫌悪感だけしか残りません。

それでクレーム対処だったりブランド棄損されるのは生産者の側です。

ブランド棄損されるぐらいなら、顧客と生産者への意識が低い小売り業者を断ち切ることもあります。

いくら生産者がこだわっても販売元のお店が商品を理解してくれなければ、各種認証を生産者が頑張っても意味がない可能性が高いです。



スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント