日本のEC拡大が弱い!中国に負けない為にD2Cに期待 [経済・投資]

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コロナ禍でECはとても拡大しました。

経済産業省の調査によると、日本国内における2020年のEC市場規模は12兆2333億円で前年比21.7%増となった。

ここ最近のEC市場の伸び率は毎年1桁台で続いていたのを考慮すると急成長したとみえます。

また、小売業全体の商業販売額の増減率は前年比0.9%増だったので、消費者のEC需要が拡大していると考えられます。

しかし日本のEC化率は前年から増えたが、8.08%しか開拓できていない。

アメリカと中国ではは2桁もの増加していて市場規模を拡大してきました。

日本は市場規模もEC化率も大きく差をつけられている。

先進国の中では日本のECは遅れているのが現状です。

日本はコロナ禍による巣ごもり消費の定着で急拡大している市場をほとんど取り込めていないといえる。

 日本が今後発展していくためにも、消費者との距離感を縮める工夫は大切です。

日本国内のEC市場開拓率が停滞している裏側には、日本独特の商売のシステムに問題がある。

メーカーの中間流通業者への忖度がネットショップの障壁になっている事例が多い。

現状、メーカーが消費者へ商品を届けるまでに、卸売業者や百貨店、小売業者が中間流通として複雑に入り込んでいます。

EC化を推進しようとしても、既存の取引先との癒着が強すぎて、中間流通業者の影響力は大きい。

EC側で価格を下げると小売店のバイヤーから連絡が入る。

こういった状況もあり、実店舗と同様に卸売を中継した古い商売システムをECでも展開してしまうメーカーが多い。

そのためEC化をめざしても問題解決されないままになっている。

旧メーカーが既存の忖度から脱却できないままECに取り組んでいるうちに、D2Cという消費者に直接商品を販売するビジネスモデルが、特にスタートアップ企業が参入しています。

D2Cは中間流通業者を通さない事業構造なので、利益率が向上し価格の値決めがメーカーに意思決定権あるのが特徴です。

さらにD2Cメーカーは消費者の意見を集積しやすく、サービスや商品の向上が素晴らしいです。

デジタル世代を中心にD2Cは消費者の多様なニーズを捉えていくのを期待したいです。


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