Netflix新規会員減で増収の理由と背景 [IT・通信]

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米国とカナダで動画配信サービスの月額利用料金を引き上げると発表したが、アナリストによるとこの地域では成長が停滞している。

ネットフリックスの22年の契約者数の伸びは安定し、パンデミック前のペースに戻ると予想されていた。

19年の新規契約者数は2790万人。しかし、競合他社との競争も激化している。

パンデミックによるロックダウン(都市封鎖)で大量の需要が前倒しされ、正常化するまでに予想以上の時間がかかっている。

ネットフリックスの新規契約者数が低下するのはある程度の想定できたという意見もあります。

全世界の190カ国で視聴することができるようになっています。

新規契約者数が劇的に増えるとしたら中国でのサービス開始が待望されていますが、いまのところ難しいでしょう。

ネットフリックスは、競争激化が成長に幾分影響を与えているかもしれないとしながらも、新たなストリーミングオプションが開始された全ての国では依然として成長を目指しています。

株主向けの手紙の中で「不確実性と競争の激化の中にあっても、当社の長期的な成長見通しについては楽観的」とした。

経営幹部は、自社の長期的な展望は明るいと投資家にアピールしていますが、その信憑性には疑問の声があります。

サランドス共同CEOは、顧客エンゲージメント・滞留時間の縮小は見られないと述べ、テレビからストリーミングへの移行により、世界中でビジネスチャンスが広がり続けると予測した。

ただ、株価は20%近く下げたままだった。

非常にグローバルな出来事、もしくは地域的な状況がある時に移行のペースを語ることは時に少し難しいかもしれない」としつつ、「しかし、それは絶対に起きている。それは間違いない」と強調した。

同社は、モバイルゲームを含む新しい顧客開拓に着手しています。

21年に10本のゲームをリリースし、22年にはゲームポートフォリオを拡大するとした。

ネットフリックスが手掛けてきたヒット作品を考えると、サブスクによる利益のみにかぎらず、知的資産を活用した二次創作が新たな収益を生み出していくと考えられます。

Netflixがゲーム市場に進出した背景には知的資産を活用するビジネスモデルを構築して収益源の柱を増やしていると思います。

動画配信サービスはさらに競争激化する市場になっているとはいえ、ネットフリックスこれまで積み上げきた経験ノウハウとコンテンツの資産を全面的に活用して大きくなるのを期待します。



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