楽天モバイルは0円ユーザーの解約が目立っています。

また、新規参入事業者ということもあり、国から割り当てられている周波数帯が少ないのが弱点の一つです。

そこで同社が生き残れるポイントとなるのたが、主要キャリアと戦ううえで「プラチナバンド」をめぐる動向です。

楽天は、割り当てを強く求めているのがプラチナバンドです。

プラチナバンドは障害物を越えてつながりやすく、広範囲をカバーするのに適しています。

そのため、エリア整備をするうえで700~900MHz周波数帯が優位性高いとされています。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが継続して割り当てられているのが現状で、楽天モバイルとしては割り当てを目指しているのは当然です。

電波の周波数免許は、基本的に一度割り当てられたら各社とも更新して使い続けてきました。

ところが、2022年6月に改正電波法が成立したことで、総務省の審査次第で別の事業者に割り当てることが制度上できるようになりました。

 現時点で楽天モバイルにプラチナバンドが割り当てられるのかわかりません。

しかし、同社にとって再び割り当てられるシステムが整備されたのはとても期待するのは当然でしょう。

モバイルだけでは、今のところプラチナバンドを獲得するまでは他キャリアに対抗するのは難しいと思われます。

必要なインフラで判断すれば、楽天モバイルはサブ回線にすぎない立ち位置になってしまう。

そもそも0円サービスを提供しようとすれば、有料ユーザーからサービス利用に対する経費を充当しなければ経営継続していけるずがない。

経済圏全体としては、ポイント増額の還元メリットをきちんと享受する利用者とお金を落としてくれるユーザーが残ったと考えられます。