まだ子育てをしていないにも関わらず、自分なんかが子育てしていいのかという不安がない人は少ないでしょう。

しかし、良くない子育ての原因は親の不安要素を抱いていることです。

子育てに不安を感じることで、その戸惑いを最小限にしたいと思うのは当然のことだろう。


しかし気をつけないと、苦しみを和らげようとする努力が、子どもに大きな影響を与える可能性があります。

子供はなんとなくの直感が優れています。

親が無理やり笑ってても心の中で何か変だって肌で感じています。

やはり子供を信じる事。この一点に限ると思います。

親が子供を信じてやれたら、子供はのびのびと何でも恐れずに行動できます。

「子どもが泣いたらどうしよう」「いじめられたらどうしよう」など様々な不安が尽きないのが親かもしれません。

しかし、自分の不安への対処は、自分のためであって、子どものためではありません。

常に「子どもにどうなって欲しいのか?」を起点に子どもへのアプローチを考えていける親のほうが建設的です。

また、過干渉と過保護は子供をダメにしてしまいます。

子どもの自律性を奪うことで自立を難しくしてしまうからです。

自分の不安を子どもに押しつけてはならないし、その不安は親自身が感じているのですから、当人が逃げないで真剣に向かい合って解決するべきでしょう。


■メンタル強い子ども育成方法

親が子供にできることは、たくさんありそうに見えますが、そのほとんどは無駄な努力に終わります。

親が教育を頑張らないと子供が良くならない、というのは幻想にすぎないようです。

遺伝子と社会環境がほぼ全てを決めるのが事実ならば、社会環境を整えることしかないでしょう。

精神力の強い子どもを育てるには、両親自身が自分の不安に真正面から立ち向かわなくてはならないということです。

とはいえ、、難しい問題なのは確かです。

メンタルは強いに越したことありませんが、ちょっとアプローチを勘違いすると強気すぎる生意気な性格になってしまう可能性もあります。

「強いメンタル」と「生意気な性格」は違っていて、後者は配慮に欠けたり自己中だったりします。

子供が生意気に育ってしまうと、友達も減り大人に評価されないので人生で苦労しそうです。

周りの人達と協調共存できて、思いやりを持っていていながら、信念は曲げないメンタルの強さを持てるように育ってほしいです。