楽天は2020年12月期の連結純損益(国際会計基準)が過去最大の赤字となった。
1141億円の赤字の額で、前年赤字は318億円だったのを考慮すると、赤字が急拡大しています。
これはモバイル事業と物流事業への先行投資による赤字というのが大方の見解です。
本質的な悪い材料ではなくて、想定の範囲内という声もあります。
コロナ需要で楽天市場のEC部門が大きく黒字化したのを背景に、さらなる成長路線で攻める事業展開を遂行しているのでしょう。
通信インフラの投資が巨額になっているのが事実なので、どこまで耐えられるか。
今後、数千億単位で投資しているモバイル事業が軌道に乗らないと、それは厳しくなるだろう。
楽天モバイルは一年間無料に加えて、サービスでは0~1G利用者も無料になる。
スマホ代はポイントバックしてくれる。
既存の利用者の中には初期費用よりももポイントバックが多くなっている。
これでは採算が合わないのは当然です。
それだけ通信網を整備している大手キャリア3社と競争するのは相当に大変です。
昔のソフトバンクにしても20年程前は酷かったです。
ボーダフォン買収から移行して3年前後は大きな赤字でした。
楽天も通信事業の先行投資だと今の痛みを受け入れて、将来性に向かっていると考えられます。
ただし、携帯事業の先行投資のしわ寄せとして、ゴールドカードのポイント還元率が下がったのならば、ゴールドカード会員の魅力が下がってしまう。
また、企業に対する信頼も薄くなると株価にも悪影響になるでしょう。
1141億円の赤字の額で、前年赤字は318億円だったのを考慮すると、赤字が急拡大しています。
これはモバイル事業と物流事業への先行投資による赤字というのが大方の見解です。
本質的な悪い材料ではなくて、想定の範囲内という声もあります。
コロナ需要で楽天市場のEC部門が大きく黒字化したのを背景に、さらなる成長路線で攻める事業展開を遂行しているのでしょう。
通信インフラの投資が巨額になっているのが事実なので、どこまで耐えられるか。
今後、数千億単位で投資しているモバイル事業が軌道に乗らないと、それは厳しくなるだろう。
楽天モバイルは一年間無料に加えて、サービスでは0~1G利用者も無料になる。
スマホ代はポイントバックしてくれる。
既存の利用者の中には初期費用よりももポイントバックが多くなっている。
これでは採算が合わないのは当然です。
それだけ通信網を整備している大手キャリア3社と競争するのは相当に大変です。
昔のソフトバンクにしても20年程前は酷かったです。
ボーダフォン買収から移行して3年前後は大きな赤字でした。
楽天も通信事業の先行投資だと今の痛みを受け入れて、将来性に向かっていると考えられます。
ただし、携帯事業の先行投資のしわ寄せとして、ゴールドカードのポイント還元率が下がったのならば、ゴールドカード会員の魅力が下がってしまう。
また、企業に対する信頼も薄くなると株価にも悪影響になるでしょう。