パナソニックの子会社「パナソニック産機システムズ」への就職が内定していた男子大学生が入社直前の2019年2月に自殺した。

内定者研修で社員がハラスメントを繰り返したことが原因として、遺族が会社側に真相究明を求めているが分かった。

遺族側代理人の弁護士が記者会見し明らかにした。

今後、損害賠償も求める方針という。

入社前にパワハラ自殺なんて、悲しすぎます。

大手企業としてどう責任を取るのか注目されています。

同社は取材に「研修は入社後いち早く活躍してもらうためだったが、行きすぎた指導があり非常に不適切だった。亡くなられた内定者に哀悼の意を表し、遺族にもお悔やみを申し上げる」とした。

内定中の研修で非常に心労だったと思います。

内定者研修ですらパワハラとは・・・。

本当にこの国は会社員にとって生きにくい世の中になってしまって残念です。

まず、お亡くなりになった学生のご冥福をお祈りしたい。

会社側も内容を認めているようで誠実な対応を期待したい。

研修講師が行き過ぎた指導をしたまでで監督不行届でしたで済ませてはいけない。

多くの会社では人事部内に人事評価と研修の機能が同居しているため役に立たないような研修が企画されても悪口を言えないで改善する能力が失われている。

立場が弱いと逆らえないし自虐的になり、気力もなくなって正常な判断がつかなくなる。

うつ気味になっていたのであれば、さらに逃げればいいとかそんな考えには至れないであろう。

まだ入社もしていない大学生に厳しい研修を課すのは、大学生の本分である学業に悪影響を及ぼすのではないでしょうか?

内定者を死に追いやるなんて、育成する意識を全く感じないです。