台湾の観光客増の理由?鎌倉の「スラムダンクの踏切」が目的 [アニメ・漫画]

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台湾からの観光客の人気スポットになっている場所がどこかわかりますか?

神奈川県鎌倉市の江ノ島電鉄「鎌倉高校前」駅のそばにある『踏切』を目当てに台湾人が押し寄せているとは知りませんでした。

実はアニメ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の舞台のモデルになった場所が鎌倉です。

1990年代のバスケットブームに火をつけた漫画・アニメです。

中学生だった私は友達が購入していた週刊少年ジャンプをまわし読みしていたのを今でも覚えています。

夢中でスラムダンクを読んだしアニメも見たけど、作中の踏切に行きたいとは全くおもわなかったです。

けど、台湾人は熱狂的なファンが多いのでしょうか?

子供のころにアニメを見た世代が大人になり、「思い出の場所」を訪れているようです。

コレを知った江ノ電や神奈川県も、台湾からの呼び込みに積極的に動き始めていて旅行ツアーやイベントを模索中だと聞いています。

台湾でスラムダンクが最初に放送されたのは90年代ですから日本と同時期です。

江ノ電や近所の住人の方々の聞き込みによると、台湾から20~30代の観光客が集うようになったのはここ数年だそうです。

再放送またはDVDなどをみて大好きになった台湾人の若者が来日しているのでしょう。

 「鎌倉高校前」駅で下車してみると、目の前に広がる湘南の海が迎えてくれます。

たくさんの人がサーフィンを楽しんでいるけど閑静な住宅街です。

1997年には「関東の駅百選」にも選ばれるほどの景勝地ですから、郷愁を思い出せる駅だと感じました。

実際に踏切にいってみると、若い女性やカップルたちが中国語を話してしました。

江ノ電が走ってくるとお馴染みの緑色の車両が通過する様子をデジカメやスマホで撮影していました。

遮断機が上がったので、聞いてみると台湾人の方々でした。

「小学校のときにスラムダンクのアニメ放送をみていて、日本を旅行するときに一番行ってみたい場所だった」と熱く語ってくれました。

来年はアジア各国から集まるかもしれません。





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