ガスト苦戦とサイゼリヤ絶好調の理由!収益性と経営戦略、業務効率化など [経済・投資]

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すかいらーくの不振にはガストの不調が大きく影響している。

同じような低価格のファミレスである。

サイゼリヤが順調なのに、どうしてガストは顧客がなかなか戻ってこないのかが興味深いです。

2019~2022年における売上高の推移と、22年1~10月の既存店売上高(前年同月比)の推移を見てみよう。

 22年に入ってからの、既存店売上高の月次推移を見ていくと、全ての月でサイゼリヤの対前年比の伸び率が、すかいらーくのそれを上回っている。しかも、10月こそ、両社の対前年比の伸び率は近接しているが、1~9月ではサイゼリヤが上回り続けている。

コロナ禍における売り上げの減少について、すかいらーくは2019年比に対して2020年は77%、サイゼリヤは81%で、すかいらーくのほうが影響が大きかった。

また、すかいらーくの売上高は2022年4月以降に業績回復がようやく見出してきたのに対して、サイゼリヤは年初より一貫して回復していたという違いがあった。

すかいらーくホールディングスが大量閉店を決断して断行したのは、コロナ禍でグループ全体の収益力が低下したからです。

また、以前から業績不振の店舗をサポートし続けられなくなり、遂に撤退しなければならない事態に悪化したと考えられます。

これに対し、サイゼイリアはすかいらーくより収益性が高いのがわかりやすいです。

コロナの来店減少によって、サイゼリヤは何度も見直しを行うことで効率化に成功して業績も回復した。

サイゼリヤは商品価格がほとんど変わっていないため、他チェーンと比較して安さを実感する。

業務効率化などで徹底的に費用削減をしているため、薄利多売モデルに成功している。

一方で、ガストはかなり値上がりした。

今までは若い客が多かったが、値上がりを受けて若いお客さんはかなり減ったように見受けられる。

量の多さを求める独身男性のニーズもから好メニュー以外は満たせていない。

ガストが苦戦しているのは、商品戦略での失敗が大きいという意見もあります。

また、高価格帯の商品を多く導入して、客単価を上げることを戦略としたことが逆効果になったと思います。


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