リニア新幹線の開業延期!JR東海と有識者会議、問題と解決策を徹底解説 [社会問題]

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JR東海の金子慎社長は2021年12月22日、名古屋市で記者会見し、2027年に東京・品川―名古屋の開業を予定していたリニア中央新幹線に関して「開業のめど立たない」と発言して物議を巻き起こしました。

静岡工区が未着工なので、開業延期はほぼ確定の様相でとても残念です。

静岡工区は大井川の流量減少を懸念する静岡県が着工を認めていないのが開業延期に影響しています。

JR東海は27年開業を実現するには、20年6月中に準備工事に着手する必要があるとしていたが、着工できず大幅に遅れている。

 金子社長は、国土交通省の有識者会議が取りまとめた中間報告を受け「地域の理解と協力を得られるよう真摯に努力をしていく」とも強調した。

JR東海の説明をほとんど認めたと言っても過言ではないです。

「中間報告」の段階であり、最終的な結論を出すには至っていないとはいえ、JR東海に対してしっかりとした説明責任が求められる内容となっている。

リニア中央新幹線については工事中の事故や残土の問題なども発生していて、これに対しても説明責任が発生している。

リニア中央新幹線の名古屋までの2027年度開業は困難なのはほぼ確実とはいえ、いつまでに開業できるのかは、有識者会議の結論が出ないと決まりません。

このままでは、JR東海側としては何もやれないので固唾を呑んで我慢するしかない状況に陥っている。

ただし、開業延期が長期化すると、大阪付近まで工事が完成する頃には社会全体が大変革していて、リニア中央新幹線の経済効果がかなり弱体化していると想定されています。

あえてリニアである必要はないかもしれないが、ドル箱の東海道新幹線が古くなってきたので代替路線が必要ということで始めたはずです。

そのため、中止したいということはないと思います。

現在の新幹線は開業から間もなく60年も経過しているので、大規模改修で長期間休業しないといけない時が必ず来ます。

東南海地震が発生した時の津波被害を受けないバイパスの価値も重要視されているはずです。


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