新NISA使うべき理由!利用メリット大幅拡大と詳細 [経済・投資]

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 2022年末に税制改正大綱が発表され、岸田政権が提唱する「資産所得倍増プラン」の具体策の一つ「NISAの大幅拡充」について内容が明らかになり話題になりました。

これについては報道でその中身が取り沙汰されていたが、実際に発表になった内容は期待を上回る充実ぶりとの声もありました。


拡充策で注目の変化は三項目です。それは「一体化」「恒久化」「枠の拡大」である。

【1】一体化
 従来の「一般NISA」と「つみたてNISA」は各々が異なるシステムでした。

どちらか一方しか利用することができなかった。

しかし、今回の新NISAでは両方が一体化される。

具体的には、一つのNISA口座で「成長投資枠」と「つみたて投資枠」を同時の枠組みができる。

成長投資枠では一般NISAと同様のシステムとなり、つみたて投資枠は従来のとほぼ同じです。

商品銘柄については、成長投資枠では株式にも投資可能で、つみたて投資枠では今まで通りで一部の投資信託に限定されます。

今までと大きく変わるのは、両者のどちらかを一択して利用するのではなく、両方とも同時に利用出来るようになります。


【2】恒久化
 従来NISAは「投資可能期間」と「非課税期間」が限定されてきました。

長期的に資産形成を目指していながら、期間限定されるとなれば、本来の目的にはそぐわない。

そこで今回は、投資期間も非課税期間も無期限になったため、自由度高くNISA制度を利用することができる。

これまでは非課税期間の終了後、継続して非課税利用を続ける「ロールオーバー」を選択するか、、あるいは、次年度以降に新規で投資するために今までの残高を課税口座へ移すか、どちらかを決断しなければならなかった。

しかし、今回の新制度によって恒久化されるので、従来の決断を迫られることがなくなります。

自由で安心して長期運用を続けることができる。


 【3】枠の拡大
「一般NISA」と「つみたてNISA」はどちらか一つだけ選択できたのが従来のものです。

さらに、今まで利用できる投資金額枠は「一般NISA」が年間120万円、非課税期間は5年なので総額は600万円。

「つみたてNISA」は年間40万円で利用期間は20年なので800万円だった。

今回、成長投資枠で年間240万円、つみたて投資枠は120万円と大きく増えた。

さらに、両方とも併用できるようになったのは話題になりました。

つまり、合計すると最大で年間360万円まで拡大できます。

しかし、恒久化されたとはいえ、いつまでもこの金額が永続するとは断言できない。

生涯利用可能の限度額は1800万円(成長投資枠が1200万円)となります。

とはいえ、従来NISAと比較すると利用枠が拡大したのはメリット高いです。





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