小池都知事が不服!IOCマラソン札幌変更の裏事情 [ニュース]

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 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長が25日、東京都の小池百合子知事と都内で会談。

会談に先立ち、小池知事は札幌移転への反対を表明していた。

しかし、IOC側は札幌開催は決定事項と説明し、改めてNOを突きつけた形となった。

 オリンピック開催まで1年程になってマラソンと競歩を札幌に突然に変更すると言い出すなんて身勝手すぎます。

IOCが今更変更するのは無茶苦茶でしょう。

暑さに関してはドーハで世界陸上をやる前から分かっていたはずです。

IOCが知らなかったわけではないでしょう。

しかも東京都は様々な暑さ対策してきました。

それを今更になって札幌に変えると言われても、東京都が「冗談じゃない!」と真鍮穏やかではないのは当然でしょう。

選手ファーストなら開催時期を変更すればいいだけです。

夏季オリンピックを7月8月に開催するのであれば、日本を含めアジア諸国の開催は気候的に厳しいと思います。

今回の件で、IOCの商業主義にただ利用されてるだけって事がはっきりしました。

経費も当初計画より大幅に増えてるし、そこまでして「おもてなし」をしなきゃいけない理由などないです。

 「東京が招致に勝ったのは、説得力ある実行可能なプランを出したからです。選ばれた後のルールを変えないことこそ、日本、東京、IOCの利益にかなう」

2年前に小池知事が会場変更を提案した時にIOC会長から言われた言葉です。

ところが今回の件は真逆すぎて失笑してしまいます。

「東京が、オリンピックから降りる。開催しない」というような発言をしたら、IOCはどうするのでしょうか?

日本開催が決定事項なので今更中止はできないのも分かります。

 国内のマラソン大会でも、公式の大会は11月から4月くらいまでの冬場から春にかけてしか行われないし、日本陸連の主催・後援の大会では、それ以外の時期に行われるのは、8月の「北海道マラソン」しかありません。

結局、これが札幌開催につながって、この急遽の変更では、コース設定などを含め、札幌が一番無難…ということになったのかもしれません。

しかし、IOC側は説明不足ですし、他の道内や東北などの都市も含め、一定の議論するべきだったと思います。

今回の開催都市変更騒動で明らかになったのは、日本に夏季五輪を開催できる気候的条件とインフラ的条件を兼ね備えた都市はない、ということ。

開催条件が変わらなければ、もう二度と日本で夏季五輪の開催はないだろう。

 マラソンや競歩は夏の種目からはずして、冬の種目にするほうが良いです!という意見もあります。

ドーハの世界陸上で棄権が相次いだのもあるんだろうけど、暑さに弱い欧米人がアジアやアフリカの選手に負けるのが気に入らないってのが本当の理由なのかもしれない。

特に欧州人はフィギュアやスキーのジャンプで日本人が活躍するたびにルール改正して勝ちにくくするなど、明らかに欧米人ファーストすぎる。

いずれにしても、東京開催と思ってチケットを取った人達の色々な保証はどうなるんでしょうか?

東京ー札幌間は飛行機移動が必要で、移動費や宿泊先の変更などで行けない人や、行けてもかなり出費が多くなります。

「観戦者ファーストではないのがわかりました。」というネット上のコメントにも説得力を感じてしまうのは悲しいです。



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