自己責任だよね?野球観戦中にボール激突して大ケガの責任は誰? [野球]
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野球はプレーしている選手だけに限らず、観戦者にファウルボールが当たってケガする恐れもあります。
野球場で硬式ボールがぶつかる事故は、プロ野球でも年間あたり数件発生していると聞いたことがあります。
そのような事故が発生したとき、責任は誰が背負うことになるのでしょうか?
打席に立って打った選手、球団、球場、管理会社…、責任を背負うのは誰なのか弁護士が検証します。
■球場管理者・球場所有者の責任?
球場管理者・球場所有者の責任は生じるでしょうか?
球場管理者・球場所有者は、球場の安全設備に欠陥があって事故が発生したならば、球場の占有者・所有者としての責任を負うと考えます。
■球団運営会社の責任?
球団運営会社の責任問題は生じるでしょうか?
打者が不法行為責任を負う場合、球団運営会社は打者を雇用していた側として使用者責任を負うものと考えます。
打者に責任がない場合であっても、球団運営者に責任が生じるということです。
球団運営者は、観客との間で野球観戦契約を締結していると考えられますが、信義則上観客の安全配慮義務を負います。
球団運営者がこの義務違反したことによって観客が怪我をした場合、球団運営者は観客に生じた損害について責任を負うと考えます。
また、球団運営者は、球場を所有している会社や管理者から球場を借用していることになります。
球場の安全性を維持していなくて事故が発生した場合、球団運営者は球場の占有者として責任が生じる可能性があります。
■打者の責任?
打った打者に責任は発生するのでしょうか?
安全設備が整備されている球場でプレーした結果であるならば原則として責任を負わないと考えられます。
ただし、観客がグラウンドに侵入していたならば、打球が立ち入った観客に当たって怪我させてしまう危険があります。
そのことに気付いた打者としてはプレーを止める義務が発生します。
万が一、打者がその義務を果たさないでプレー継続した結果、打球がその観客に当てて怪我をさせるようなときは損害賠償請求される可能性が高まります。
そんな状態で打者が控えるのが普通でしょう。
■まとめ
打球が当たって大ケガした人に「自己責任!!」などと言いたくないですけど、少なくとも飲み食いやお喋りばかりして、打球の行方に関心がないというのは注意散漫すぎます。
席に座ったら、打球が飛んで来そうな席かどうかは自分で判断した方が良いです。
グラウンドに近い席で観戦するならば、打球を確認するべきなのは普通に考えればわかるはずです。
打球確認をしないで、ケガして裁判を起こす人がいるのは理解に苦しみます。
あれだけファールグラウンドが広い球場で、ボールが当たることになるのはきちんとボール見てなかっただけでしょう。
こういう人はスタジアムに来ないほうが良いです。
主催者側が責任を背負うのはかわいそうです。
つまり、歩きスマホと一緒で、観客の責任だと思います。
ボール打ったら音がしますし、球場でよそ見してる人が悪いです。
当たるかもしれない、という想像力が働かないのは、リスク管理が出来ないだけです。
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野球はプレーしている選手だけに限らず、観戦者にファウルボールが当たってケガする恐れもあります。
野球場で硬式ボールがぶつかる事故は、プロ野球でも年間あたり数件発生していると聞いたことがあります。
そのような事故が発生したとき、責任は誰が背負うことになるのでしょうか?
打席に立って打った選手、球団、球場、管理会社…、責任を背負うのは誰なのか弁護士が検証します。
■球場管理者・球場所有者の責任?
球場管理者・球場所有者の責任は生じるでしょうか?
球場管理者・球場所有者は、球場の安全設備に欠陥があって事故が発生したならば、球場の占有者・所有者としての責任を負うと考えます。
■球団運営会社の責任?
球団運営会社の責任問題は生じるでしょうか?
打者が不法行為責任を負う場合、球団運営会社は打者を雇用していた側として使用者責任を負うものと考えます。
打者に責任がない場合であっても、球団運営者に責任が生じるということです。
球団運営者は、観客との間で野球観戦契約を締結していると考えられますが、信義則上観客の安全配慮義務を負います。
球団運営者がこの義務違反したことによって観客が怪我をした場合、球団運営者は観客に生じた損害について責任を負うと考えます。
また、球団運営者は、球場を所有している会社や管理者から球場を借用していることになります。
球場の安全性を維持していなくて事故が発生した場合、球団運営者は球場の占有者として責任が生じる可能性があります。
■打者の責任?
打った打者に責任は発生するのでしょうか?
安全設備が整備されている球場でプレーした結果であるならば原則として責任を負わないと考えられます。
ただし、観客がグラウンドに侵入していたならば、打球が立ち入った観客に当たって怪我させてしまう危険があります。
そのことに気付いた打者としてはプレーを止める義務が発生します。
万が一、打者がその義務を果たさないでプレー継続した結果、打球がその観客に当てて怪我をさせるようなときは損害賠償請求される可能性が高まります。
そんな状態で打者が控えるのが普通でしょう。
■まとめ
打球が当たって大ケガした人に「自己責任!!」などと言いたくないですけど、少なくとも飲み食いやお喋りばかりして、打球の行方に関心がないというのは注意散漫すぎます。
席に座ったら、打球が飛んで来そうな席かどうかは自分で判断した方が良いです。
グラウンドに近い席で観戦するならば、打球を確認するべきなのは普通に考えればわかるはずです。
打球確認をしないで、ケガして裁判を起こす人がいるのは理解に苦しみます。
あれだけファールグラウンドが広い球場で、ボールが当たることになるのはきちんとボール見てなかっただけでしょう。
こういう人はスタジアムに来ないほうが良いです。
主催者側が責任を背負うのはかわいそうです。
つまり、歩きスマホと一緒で、観客の責任だと思います。
ボール打ったら音がしますし、球場でよそ見してる人が悪いです。
当たるかもしれない、という想像力が働かないのは、リスク管理が出来ないだけです。
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