手抜き工事?「始皇帝の像」強風で倒壊と顔がグシャ [観光地]

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暴風がひどかった4月6日の山東省で、「始皇帝の像」が突風にあおられて倒れたそうです。

環境客がたくさん訪れる観光スポットであった場所で、倒壊してことによるけが人がいなかったと中国のメディアが報道しています。

戦国時代の秦王の始皇帝(=秦始皇帝、または秦始皇)は、紀元前221年、大国である中国統一を初めて成し遂げた最初の皇帝で、歴史的人物として著名です。

49歳の死没まで王に君臨して様々な改革を成し遂げました。

中国・山東省浜州市の「秦皇台」では、そんな始皇帝の像を観光スポットとしていました。

高さ18.9メートル、重さ6トンというほどの巨大な石像です。

しかし山東省気象局が暴風警報を発令して予想が的中してしまいました。

この日の午前中から、激しい突風が弱まることなくて吹き荒れていました。

それが原因で始皇帝の巨像が前のめりに倒れてしまいました。

あえなく倒壊してしまって…、銅像の顔がペシャンコになって破壊されていました。

生存している人物の像でしたら何とも縁起が悪いわけで後味が良くないです。

現場ではクレーンやフォークリフトを使って、壊れた像を一時的に撤去することになりました。

「秦皇台」は2007年に完成して公開されて、2011年からは無料公開となっていました。

どうしても無料で公開することになると、整備費用がなくなるので警備・清掃が不十分になってしまいます。

清涼飲料水やお酒などの飲み物、食べ物の食べ残しや容器類などのゴミが散らかっています。

また、落書きする不届き者さえいたり、敷地を無断に使用して私有化する人間もいて問題になっているそうです。

あの大きさで6tなら、中身はスカスカかもしれません。

砕けたりしていないところを見ると、銅像でしょうか。

逆に、あの大きさで、5tの銅像はある意味すごい技術だと思います。

始皇帝の時代に造られた万里の長城は今でも立派に建っているというのに、現代中国人は手を抜く事ばかり考えていたなら残念ですね。


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